学生時代に好きだった吉祥寺のサンマルク

  

 

大学生のときは、いつも吉祥寺をぶらついていた。

コロナがあけて、久しぶりに石井さんちのついでに一人でぶらつきに来た。

 

井の頭公園に続く道も変わったもんだ。

 

むげん堂くらいしか、変わらないお店なかったし、むげん堂もずいぶん色褪せて霞んで見えた。

そりゃあ15年もたったら変わっていくか。

 

変わっていくのが当たり前かぁ。

なくなってしまって、

変わってしまって、

新しくなってしまってかなしい。

なんて、ただの我儘かしら。

 

インテリア系のお店は多いね。

 

みんなお家にこだわるようになった?

そういうものにお金をかけたいと考えるようになったってこと。

大きな疫病が世界を襲って、変わったんだ。

 

自分だって、

昔は欲しいなぁ。

集めたいなぁ。

入りたいお店だなぁ!

って欲望がたくさんあったのに、

今は全然入りたいお店がない。

 

素通りするだけである。

 

欲しいもの何?って言われても、この町で買えるのか分からない。

 

今パッと思いつくもの。

ネックスピーカーでオーディブル聴きたい。

新しい友達の輪を広げたいから、飲み会でもやる?

キックボクシング習いたい。

寝室にちゃんと効くクーラー。

たったいまは、ペンとノート。

と思ったけど、代わりにはてなブログに書く。

小竹さんに連絡?

 

どーしても来たいなー。まだあるのかな?って足が動いた吉祥寺のサンマルク

ここでぐだぐだ考えごとしたり、テスト勉強したり、梅図かずおさんを見つけるのが好きだった。

 

35歳。

令和5年。

母になったが、やっぱり居心地いいじゃん。

このサンマルクは!

文字入力がするする進む。

 

 

 

いつも窓側の席が大好きでした。

雨の日のお外を眺めてた。

 

あぁ、あたし雨も好きなんだね。

 

15年も経つがまだ健在でいてくれてありがとう、サンマルクよ。

 

そこに、存在してくれているだけで感謝である。

 

ありがとう。

 

また来る。

 

それまで達者でいてくれ。